下から両足で相手をロックする、柔術の出発点。腕十字・三角絞め・十字絞めの三本柱とヒップバンプスイープを、「相手の頭を下げる」「引っ張る」という共通原理でひとつのシステムにする。
視点を上に移し、相手のクローズドガードを開かせる。ブレイク1・2・3の型と、「長方形の中の長方形を回す」という原理。細部はナックル・つま先立ち・一挙動。
三
マウント
最も有利なポジションの攻防。キープを最優先に、十字絞め・アメリカーナ・腕十字の意思決定ツリーで攻め、肩ブリッジ・エビ・アンダーフックの三種で脱出する。
相手の片足だけを絡む現代柔術の主戦場。下からは潜り・アンダーフック・バックテイクの三択、上からは腸骨・ラペラ・枕で制するブレイク1・2・3。
稽古の心得
- 省エネ・ワンアクション
- 無駄な力を抜く。力むと消耗して動きも遅れる
- ループで攻める
- 単発の技でなく、防がれたら分岐してまた戻る「輪」で攻める
- 山を張る
- 相手の反復パターンを読んで一点に賭ける
- 理合いで覚える
- 技は力の道筋(理合い)が4つ繋がったもの。手順の丸暗記をしない
- 一挙動
- 動作を分割しない。分割は相手に対応の時間を与える
- キープ最優先
- 有利なポジションほど維持が先。攻めは自分の引き出しの範囲だけ
- オートマチック禁止
- 気持ちよく自動再生した攻めはカウンターされる。相手の反応を見て選ぶ
- 小さい目標を刻む
- 達成できる目標を刻むと習得が速い