マウントポジションの原則(キープ最優先・腰で動く・体重で抑える)
相手に馬乗りになる、柔術で最も有利なポジションの一つ。まず攻めることより「維持すること(キープ)」を最優先にする。
手順(完全版)
- マウントはクローズドガードよりはるかに強い。クローズドガードは後ろにひっくり返される可能性があるが、マウントは割られにくく、重力的にも相手が常に下(第14回)
- ただし上(マウント側)は、ブリッジ等で返された瞬間に一気に逆転される脆さがある。マウントを取ったら最優先は「キープ」。ここまで来た時点で十分優勢なので焦らない(第14回)
- 座る位置は相手によって違う。固定解はなく、その都度しっくりくる位置を探す。位置調整は手ではなく腰で行う(第14回・第15回)
- 「上すぎ」にならない。お尻に体重を乗せて安定させる(第15回・第16回)
- 体重を乗せた状態でできるだけリラックスする。力むと相手の反応を利用できない(第16回)
- 攻めは自分ができる引き出しの範囲だけで行い、攻め手を無理に広げない。下は必死に暴れてディフェンスしてくるので、逆転負けが一番ばからしい(第14回)
コツ・原理
- 世界チャンピオンでも基本はキープ重視。わざと崩す例外はある(第14回)
- 「腰でしっくり動く」=ポジション調整は腕力でなく腰・尻の荷重移動で行う(第15回)
- 「お尻に体重」で固定すると安定する(第15回・第16回)
- いろんな人と組んで、いろんな人の体格での座る位置を体で覚える。それが打ち込みの目的で、試合でドンピシャに位置調整できるかにつながる(第20回)
よくある間違い・注意
- 技に入る際に足を大きく開いて密着が切れる(生徒の癖として指摘)。途中でも密着を保つ(第15回)
- 力むこと自体が最大の敵。「一人で頑張らない。相手の力が使えません」(第16回)
- ブリッジで返されての逆転負けが最も多い失敗パターン(第14回)
インストラクターの言葉
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「めっちゃ有利なポジション」
「腰でしっくり動いてください」
「焦らない。全部焦らない」
「一人で頑張らない。相手の力が使えません」
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マウントからの十字絞め(クロスチョーク)
マウントから両手で相手の襟を握り、襟のたるみを取って首を絞める、マウント攻撃の第一選択。
手順(完全版)
- マウントで座る位置を調整する。絞めが上がらない(決まらない)のは位置が悪いサイン。もうちょい前(相手の胸の上方)に座り直す。一回座る・お尻を浮かせて位置を直してから絞める(第20回)
- クローズドガードからの十字絞めと同じ要領で、片手を襟にL字(推定: 手をL字にして深く襟を握る)で入れる。「L字で下、左で上」=左側の握りはクローズドガード時と同じ(第14回)
- 右手も同様に襟へ。握り拳(相手の首元に当たる拳の位置)を保つ(第14回)
- 持ち上げようとしなくていい。「襟のたるみを取るだけ」。そのために僧帽筋を上げる(肩をすくめる方向で襟のスラック=緩みを取る)(第20回)
- 腕を張り、胸を張る。大きく前傾して肩・頭を落とす(第14回・第20回)
- 前傾のままお尻に体重を落としていく。絞めの瞬間は肘を引きながら、おでこをマットにつけ、股を広げて腰を落として絞める(第14回・第20回)
- フィニッシュは急がず、ゆっくり圧を強める。勢いでやってもダメ(第16回・第20回)
コツ・原理
- クローズドガードからの十字絞めと動きは同じだが「重力が逆」(以前は下から上、今回は上から下)(第14回)
- 足はマットで軸を作る(第14回)
- たるみ・緩みを取らないと絞めは決まらない。緩んだまま締めても苦しいだけで極まらない(第20回)
- 絞めるときは息をしながら。いきなりギュッとやらない(第18回)
- できない箇所は「機能的な問題(肩の可動域等)」と「技術の問題」を切り分け、機能の問題はストレッチ課題として先送りし、技は次へ進む(第20回)
よくある間違い・注意
- 相手がタップしたらすぐ緩めて横に降りる。絞めたままだと相手の気管や首を痛める(第14回)
- 位置が悪いまま腕力で絞めようとする。位置調整が先(第20回)
- 「悪い癖で勢いでごまかしたらダメ。絶対あとで面倒くさくなる」(第20回)
- 角度が変わると(上から・下から・斜めから)十字絞めが頭から消える。だからこそ反復(第19回)
インストラクターの言葉
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「これ(襟)のたるみを取るだけ」
「僧帽筋を上げるだけ」
「絞めるときはゆっくりですよ。ゆっくり」
「いろんな人とやって、いろんな人の位置でやる。それが打ち込み」
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アメリカーナ
相手の手首をマットに押さえ、両腕を絡めて(フィギュア4、推定)肩関節を極めるキーロック。十字絞めが防がれたときの第二選択。
手順(完全版)
- 相手の肘関節あたりを押し、手首を上からつかむ(逆の手は「つまむように」=モンキーグリップ気味、推定)(第14回)
- 相手の手首をマット方向へ押さえ、自分の右肘を(相手の頭側の)マットにつける。拳をマットにつけて支える(第14回・第16回)
- 左手を離して相手の腕の下に自分の手を通し、自分の手首をつかむ(フィギュア4/腕がらみの形、推定)(第14回)
- 極めの際は体を前に、自分の体重を相手の腕側に乗せる(第16回)
- 「右手は下に、左手は上に上げる」=手首を押さえたまま肘を持ち上げる方向に極める(第14回)
コツ・原理
- 腕の力比べでは勝負できないので「腰から動かす」。腕の筋肉で押そうとするとやられる(第14回)
- 焦らず、相手の「フワフワなところ」(力が抜けた瞬間)に合わせて極めにいく(第17回)
- 「手首を受けたら(正しく持てたら)分かる」=グリップの感覚を体で覚えるまで反復(第14回)
- 相手が返そうとしたらサイドマウントへ移行して押さえ直す(第16回)
よくある間違い・注意
- 力比べになること。体重とリラックスで極める(第14回・第16回)
- 焦って極めにいくこと。「落ち着いて、焦らないで」(第17回)
インストラクターの言葉
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「落ち着いて、焦らないで」
「(相手の)フワフワなところに合わせて」
「できるだけリラックス」
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マウントからの腕十字(S字マウント経由)
相手が押してきた腕を足で制し、体を回して足を相手の顔にかけ、腕を伸ばして極める関節技。
手順(完全版)
- 相手が押してくる腕を見て、自分の右足で「踏めるかどうか判断」する。踏めるなら踏む(相手の腕・肘を足で制する、推定)(第14回・第16回)
- 踏まずに行く場合は「右足をS字にするだけ」でこちら側に持ってくる(S字マウント経由、推定)(第16回)
- 体重で大きく牽制(相手を制圧)してから足を回す(第14回・第16回)
- 「先に足(を相手の顔に)かけて」から極めに入る(第16回)
- おじぎするように重心を落とす。片足(もしくは肩側)しか支えがない相手はそのまま崩れる(第14回)
コツ・原理
- この体勢の不安定さは「全部相手に食わせる」=自分の体重を相手に預けてバランスを取る(第14回)
- 相手に情報を与えないため、逆側の動きも普段から見せておく(フェイクの示唆、判別やや不明瞭)(第14回)
- 腕十字が無理なら三角絞めへの切り替えもある(第16回で言及)
よくある間違い・注意
- 極めに入る前に一回一回足を(中途半端に)かけてしまう癖 → 「先に足をかけて」から入る(第16回)
- 手をマットにつく癖は返される。「相手が負けたくない状態で、左手をマットについてたら無理。払われてバーンと行かれる」(第16回)
- 「手を使うと終わり」=手に頼ると崩される(第16回)
インストラクターの言葉
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「先に足かけて」
「手(を)使うと終わりですよ」
(第14回の手順では左手をマットにつく記述、第16回では手をつく癖への警告があり一見矛盾するが、新しい第16回の「手に頼らない」を優先。第14回の記述は一時的な支えの可能性(推定))
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マウントエスケープ1: 肩ブリッジ(ウパ)
マウントを取られたとき、片肩を支点にしたブリッジで相手を浮かせて返す・崩す、エスケープの起点となる動き。
手順(完全版)
- かかとを後ろ(お尻の方)に引く(第17回)
- 片方の肩(例: 右肩)とおでこの辺りをマットにつけて支える「肩ブリッジ」の形を作る。手は小指をマットにつける(第15回・第17回)
- 首がすくまないよう、首の形を作ってから上げる(第15回)
- 真上ではなく肩とお尻の方向へ「斜め上げ」。下半身を使って一気に「ブンッ」と爆発的に突き上げる(第15回・第17回)
- ブリッジで相手を浮かせたら、すぐ丸まる(第17回)
- 半身になり、右つま先を出してかかとを後ろへ送り、次のエビへつなぐ(第19回)
コツ・原理
- 「胸を突いていると負けてしまう」——ブリッジ後は常に丸まる(第17回)
- 遅いと本番では絶対無理。勢い・タイミングが重要(第17回)
- 相手が「ドーン」と体重を乗せてくる瞬間に合わせて返す(乗る瞬間にタイミングを合わせる)(第17回)
- トレーニングとしては左右10回ずつ反復(第15回)。ブリッジ系はマウントエスケープの基礎になる身体操作(推定・第15回)
よくある間違い・注意
- ブリッジ後に胸を張ったまま(伸びたまま)でいること。丸まらないと再マウントされる(第17回)
- ゆっくりやる癖。ドリルでは丁寧に、実戦想定では爆発的に(第17回)
インストラクターの言葉
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「胸を突いていると負けてしまう」
「一気にブンッと。遅いと本番では絶対無理」
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マウントエスケープ2: エビ(ヒップエスケープ)
お尻を横に出して相手の膝と自分の間にスペースを作り、足を抜いて逃げる基本エスケープ。肩ブリッジとセットで使う。
手順(完全版)
- 肩ブリッジで相手を浮かせる(第17回)
- 浮いたら丸まり、相手の膝を手で押す。肘を相手の膝との間に入れる(第17回)
- 右足はつま先立ちにしてかかとを送り、相手の膝を押しながら右足で待つ(第17回)
- お尻を横に出す(=エビ)。相手を押しながらお尻を上下に動かして下がる・ずらす。「もうずっと押しっぱなしでいい」(第17回・第19回)
- 一発で逃げられないので、相手が戻ってきたら右肩を前の状態のまま体勢を落とし、もう一度繰り返す(第17回)
- 上半身は左に、下半身は右にひねる(体の分離)(第17回)
コツ・原理
- 「上げることよりも、押して足を使って横に移動することを考える」(第17回)
- 最初のブリッジが強くない限り逃げられない(第17回)
- 形は後からうまくなる。今は「緊急避難」として足と手を使って逃げることが最優先(第17回)
- 頭で押す必要はない。「足だけでよかった」=余計なことをしない(第19回)
- エビが決まった後にためらわない。「行けたら行く。察知して足を入れる」(第19回)
よくある間違い・注意
- 持ち上げようと力比べをするのは本末転倒(第17回)
- エスケープは形の練習ではなく脱出が目的。「相手から逃げるというのを忘れない。(実戦なら)殴られる」(第18回)
- 決まった後のラグ(ためらい)で好機を逃す(第19回)
インストラクターの言葉
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「上げることよりも、押して足を使って横に移動することを考える」
「エビをする。余計なことしない」
「相手から逃げるというのを忘れない。(実戦なら)殴られる」
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マウントエスケープ3: アンダーフックエスケープ
相手の脇下に腕を差し(アンダーフック)、差した手と逆方向を向いて半身で起き上がり、バック方向へ回るエスケープ。
手順(完全版)
- 前腕を相手に当て、脇下へ腕を差す(ドリルでは四つん這いの相手に対して行う)(第18回)
- 右手を差したなら左方向を向く。左手なら右方向(差した手と逆を向く)(第18回・第20回)
- 足の力ではなく肩の力で相手に体重を伝える。「足は補足(動くための補助)」(第18回・第19回)
- 左肩をマットにつけてから起きる(第18回)
- 息を吐いて体の反り上げ→アンダーフック→トップの位置へ(第20回)
- 回って手をつき、バック方向につけて起き上がる(アンダーフック→回す→回って→バックを取りに起きる)(第18回・第20回)
コツ・原理
- 力を相手に伝える。「力が勝手に一人で決まってるだけ」=自分の中で力んでも相手に伝わらなければ意味がない。抱きしめるように密着(第18回)
- 「離れると死ぬ。定期的に近くに行かないと」=常に密着(第19回)
- 呼吸: 息を止めたら意味がない。吐きながら「はっはっはっ」のリズムで動く(第18回)
- 最初の一手(どちらの手を差すか)の判断を間違えない。「最初の一発のフィーリングをもう変えない」(第18回)
よくある間違い・注意
- 成功した側と逆に行ってしまう(成功例を自分で失敗にしない)(第18回)
- 息を止めて力むこと(第18回・第20回)
- 左右差: 苦手側(例: 左)は反復で埋める(第20回で生徒が「左が全然できない」と自覚)
インストラクターの言葉
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「死にますよ。相手は殺しに来ますから」(息を止めることへの警告)
「離れると死ぬ。定期的に近くに行かないと」
「最初の一発のフィーリングをもう変えない」
「余計なことをしない」
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エスケープへの「上の対応」(膝スイッチ・バックテイク→チョーク)
下の相手が肩ブリッジ等で逃げようとしたとき、マウント側が襟グリップを保ったままベースを切り替え(膝スイッチ)、バックを取ってチョークで仕留める対応。
前提: 膝スイッチ(基礎動作)
- 正座→片膝立ち。かかとに体重を乗せ替え、足を広く開く(第18回)
- 膝をスイッチして向きを変える。後ろを見ておく(第18回)
- NG: 片方のかかとに体重が乗りっぱなし/足が狭い(第18回)
- 家で一人練習できる基礎動作(第18回)
手順(完全版)
- 大原則: マウントで右手で襟を持つことがゴールであり生命線。どちらに転がってもこの襟さえ持っていれば十字絞めにいける。「勝ちを確信した時ぐらいしか離さない」(第19回)
- 下の相手が片ブリッジで逃げようとしたら、まず牽制する(バック側も振っておく)。相手がこっちに来たら逆側を左手で牽制(第19回)
- 相手がこちらを向いたら、襟を持ったまま「このまま何もせずに十字絞め」が決まる形になることも多い(第19回)
- 崩されそうなら: 右膝を立てる。お尻・かかとに体重を当てながら(腰を切って)残る。膝と膝を寄せる(第18回・第19回)
- 左手を相手の肩口に差し、膝スイッチでピタッとつける(第18回・第19回)
- 左肘をマットに当てるように「左斜め後ろ」へ倒れ込む(真下すぎはNG、相手の足が来る)。左肘とグリップは離さない。「これがある限り相手は逃げられない」(第18回)
- 右手を離して脇取り(相手の脇をすくう)、しっかり握る(第18回)
- 相手の足が絡んでくるので、左手は左脇の下へ(第18回・第19回)
- 右足を離してつま先立ちし、肘の方に回る。右足の指でフックを入れてバックにつく(第18回・第19回)
- バックからチョーク(チョークスリーパー、裸絞め系と推定)へ(第18回)
コツ・原理
- バックは「これはこれで強いポジション」として独立した新ポジション扱い(第18回)
- サイドマウントまで行って相手が十字絞めを嫌がって反応したところでバックテイク。「そしたら相手は何もできない」(第20回)
- カリキュラム構造: オフェンス→ディフェンス→その対応、を交互に積む。相手の立場になって技を磨く(第18回)
よくある間違い・注意
- 倒れ込む方向が真下すぎると相手の足が絡んでくる。斜め後ろへ(第18回)
- バックで足を組む(クロスする)と足関節(アンクル)を取られる形になるので組み方に注意(第19回)
- 襟グリップを安易に離すこと(第19回)
インストラクターの言葉
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「(襟は)勝ちを確信した時ぐらいしか離さない」
「これ(左肘とグリップ)がある限り相手は逃げられない」
「そしたら相手は何もできない」
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サイドコントロールの攻撃連携
サイドコントロール(サイドマウント)上から、相手の腕の出し方に応じてキムラ・十字絞め・アメリカーナを連続して狙う連携。
手順(完全版)
- キムラ: 相手の左オーバーフックに対し、脇の下をすくい、足の方に腰を切る。胸と胸を合わせないとキムラグリップは持てない(第19回)
- 十字絞め: 左手で相手の右襟を、襟の下にタイトに持つ。「これだと相手は腕を捉えられない」。お尻を浮かせて体幹を返し、引く(第19回)
- 相手が押してきたら→ラペラ(道着の下襟)を使う展開へ(第19回)
- アンダーフック→アメリカーナ: アンダーフックがあるからいける。左手で相手の手首、アンダーフックの手は自分の左手首を持つ(フィギュア4)。足の方を向いて腰を切る(第19回)
- アンダーフックからの「V十字」(V1アームロックと推定、確信度低): そのままだとかからない→フリーになった左手を使ってロックし、タイトに持ち直す。押さえ込みながらタイトに持ち、持ったら引き上げる(第19回)
- サイドマウントのキープ自体の要点: 足(のコントロール)を押さえたまま維持する。「足が無くなったらエビされる」。体重を抜いておいて回すと自然と体重のかかる位置が変わる。重心を移動させてから押さえ直す(第17回)
- (関連・推定)サイド上からショルダーロックをかけたら、相手の腕の状態を目視して次の一手を決める(伸びていれば詰める)(第18回・ポジション特定は推定)
コツ・原理
- 相手の腕の状態を「目視」してから次の一手(第18回)
- 「空手の型稽古のようにずっと反復する」「細かく言い出すとキリがない。まず一通り」(第19回)
- サイドマウントまで行ったら「もう十字絞めしかない。狙い続ける」→嫌がった反応にバックテイクを合わせる(第20回)
よくある間違い・注意
- 胸と胸を合わせずにキムラグリップを取りにいく(持てない)(第19回)
- 足のコントロールを失うこと(エビで逃げられる)(第17回)
インストラクターの言葉
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「胸と胸を合わせないと持てない」
「足が無くなったらエビされる」
「細かく言い出すとキリがない。まず一通り」
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マウント攻撃の意思決定ツリー
マウントからの攻めを「迷わない」ためのルール。常に十字絞めを起点に、エラーが出たら順に切り替える。
手順(完全版・第19回が核、第20回で通し実践)
- 念頭に十字絞めを置く(常にこれが第一選択)
- 十字絞めにエラーが出たら→(現段階の引き出しでは)アメリカーナ
- アメリカーナでもエラーが出たら→サイドマウントに切り替える
- サイドマウントに切り替わったら、また十字絞めを狙う。「もう十字絞めしかない。狙い続ける」(第20回)
- 相手が十字絞めを嫌がって反応したところでバックテイク(第20回)
- 返された(負けた)場合: そのままクロスガード(クローズドガード)へ。足をクロスし、腹筋を使い、左手で相手の背中を引きつけ、そこから十字絞め。肘・脇を締める(第19回・第20回)
- 逃げられたらエスケープ側(エビ・足かけ)へ移行し、攻防を続ける(第20回の通しスパーの流れ)
コツ・原理
- 「攻めてるだけなのに疲れてる自分をダサいと思え」=力まないことが一番強くなる方法(第19回)
- 力んでいると脳に酸素が回らず認識できない→覚えが遅くなる。呼吸を直す方が早い(第19回)
- 角度が変わると(上から・下から・斜めから)同じ十字絞めが頭から消える。三角も同じ——だからこそ反復(第19回)
- 用語の共通化が前提。「指示する時の定義がわからないと何もできない」(第19回)
よくある間違い・注意
- ツリーに無い技へ飛びつく(自分の仕事の場所を増やさない、第14回の原則と同じ)
- エラーが出ているのに同じ技に固執する(インストラクターは「エラーが出たよ」とコールして切替を促す)(第19回)
インストラクターの言葉
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「攻めてるだけなのに疲れてる自分をダサいと思え」
「とりあえず十字絞め」
「もう十字絞めしかない。狙い続ける」
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呼吸法・三角絞め(第20回初出分ほか)
呼吸法
技の最中に息を止めない。吐きながらリズムで動くことが、脱力・持久力・学習速度のすべてに効く。
- エスケープ中: 息を止めたら意味がない。吐きながら「はっはっはっ」のリズムで動く(第18回)
- 極めの最中: いきなりギュッとやらず、息をしながら極める。「息をずっと止めちゃダメ」(第18回)
- 攣りそうになるのは力み。「自分にまず勝たないとダメ」=リラックス(第18回)
- 力んでいると脳に酸素が回らず、状況を認識できず覚えも遅くなる。呼吸を直す方が早い(第19回)
- エスケープの反復でも力みすぎない・息を止めない(第20回)
- 「息をずっと止めちゃダメ」
- 「自分にまず勝たないとダメ」
三角絞め(第20回初出)
足で相手の首と腕を絞める技。本章ではサイドマウント→十字絞めの流れから初めて登場した。
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- サイドマウント→十字絞め→「三角いきましょう」で三角絞めへ移行(第20回)
- 矯正ポイント: 「もっとつける」「もっと入れ、奥に」——足を深く、密着させる(第20回)
- 導入の詳細手順はが疎で判別不能。深さと密着の矯正コメントのみ記録(第20回)
- 第16回でも、腕十字で手を使って崩されそうなときの切り替え先として「三角ですよ」と言及あり
- 第15回の既習確認会話に「腕十字と三角がありました」とあり、それ以前の章で一度実施済み(推定)
- 「もっと入れ、奥に」
- 「これは綺麗です」「完璧じゃん」(生徒の三角への評価)
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