クローズドガード(ポジションの原則・共通原理)
下になった状態で両足を相手の腰に回してロックし、相手をコントロールしながら攻撃を仕掛けるポジション。本章の全技術(腕十字・三角絞め・十字絞め・ヒップバンプスイープ)の起点になる。
手順(完全版)
- 仰向けで相手を正面に置き、両足を相手の腰に回して足首を交差(ロック)する。「クロスは足」=足でロックする(第7回)。
- 相手の襟・道着を握り、まず「引く」ことから攻撃を始める。両手で襟を引き、腕先だけでなく脇を締め、広背筋を使って引く(第5回)。
- 引きは片腕で続けず、ロープを登る要領で左右交互に引き継ぐ。引きに合わせて腹筋でバウンドして体を浮かせ「登っていく」(第6回)。
- 引いたときの相手の反応で技を分岐する(第5回):
- 相手が前に来る(頭が下がる)→ 十字絞め・腕十字・三角絞め
- 相手が後ろに嫌がる(のけぞる・体重を後ろに残す)→ ヒップバンプスイープ
- 攻撃の順序は「すべて十字絞めから始める」。十字絞めがダメなら腕十字、ダメなら三角絞め。体勢が変わった瞬間も、また十字絞めを狙う(第7回)。
- 相手をコントロールできている状態(頭を上げさせない状態)は「休憩ポイント」。そこで呼吸を整えてよい。バタバタ動かず、局面ごとの構造(どこを持てば相手が動けないか)を確認しながら積み上げる(第9回)。
コツ・原理
- 3技共通の前提は「相手の頭を下げる」(第5回)。腕十字は襟を掴むことで、三角絞めは後ろに通した足を自分の手で持って、十字絞めは襟を使って頭を下げる。下げられなくても自分が腹筋で丸まり肘を引けば圧迫できる。それができないほど距離があるときの答えがヒップバンプスイープ。
- 「引っ張れないのであれば技がかけれない」。攻撃はまず引きから始まる(第5回)。
- 腕を伸ばしたままの引きは力が入らない。肘を折り脇を締めた形で引く(第5回)。
- 十字絞めをハブにする理由は「一番キープができるから」。襟グリップが相手のコントロールを兼ねる(第7回。「リスクが高い」という発言は「リスクが低い」の聞き間違いと推定)。
- 実戦では相手が待ってくれないため、コントロール状態を1〜2分維持できる体力と脱力が必要(第9回)。
- クローズドガードの技は「フィジカルがいらない(テコ・体重移動の原理で倒せる)」という文脈で指導された(第5回、発言崩れのため要旨・推定)。
よくある間違い・注意
- 引きが弱いと何も始まらない(第6回スパーで繰り返し指摘)。
- 片腕だけで2回引き続けると(ロープ登りの比喩で)「パンとなって落ちる」。左右交互に(第6回)。
- 両手で持った後、左手を引きつけるときに脇が開く癖(第9回で詰まりポイントとして特定)。
- 天井を見ながらやらない。相手を見る(第6回)。
- 技を狙ったことを相手に悟らせない。チャンスは即座に、すぐしないと相手は逃げる(第6回)。
インストラクターの言葉
---
「引っ張れないのであれば技がかけれない」(第5回)
「全部十字締めからね」「一番キープができるからです」(第7回)
「思い出したらバレたらアカン」(第6回)
「ここでバタバタ動いたらダメ」(第9回)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
腕十字(クローズドガードから)
相手の伸びた腕を両脚で挟み、腰を支点に肘関節を伸ばして極める関節技。相手が手を出してきた(突っ張ってきた)瞬間に取る。
手順(完全版)
- 十字絞めを狙い、相手が嫌がって手を出してきた(突っ張ってきた)瞬間に腕十字へ移行する。移行の間も襟のグリップは最後まで離さない(第5回)。
- 足を相手に「当ててから」動き、足を交差してロックする(第8回)。
- 体はまっすぐ入る。まっすぐの方が腹筋が入って楽で、斜めに入るとしんどい(第8回)。
- 回転(スピン)して相手に対する角度を作る(「これで360」=スピンして直角を作る動きと推定、第8回)。
- 押すより引く。引くときは前の方へ。腕の握りは「脇に力が入る」形で握る(第8回)。
- 仕上げに右足(頭側の足)を相手の肩・頭上に上げる(第8回)。
- フィニッシュ: 相手の腕の内側を持ちながら、足を曲げてから伸ばし、腰を伸ばし(ブリッジし)ながら肘を伸展させる(第8回、断片からの推定を含む)。頭と体の向きを揃える(第8回)。
- 途中で腕十字系の局面に入ったら、相手の腕(左手)を離さないまま足をまたぎ替える。相手の頭側を脚で抑えている限り相手は頭を上げられない構造を利用し、その間にエビで角度を作り直す(第9回)。
コツ・原理
- 相手の腕が「引いている」状態では腕十字は引けない。腕を出させてから取る(第5回)。
- 引きは徹底的に。「引いてから引く。全部引く」— 実戦では相手が嫌がって腕を隠すため(第8回)。
- 左右両側で練習する(第7回・第8回)。逆側は違和感があって当然。できる側の感覚を基準に「トレース」する(第7回)。
- 極める支点(関節の位置)を意識する。回りすぎ(「行き過ぎ」)に注意(第8回)。
よくある間違い・注意
- グリップを途中で離す。「まだ離したらだめ。グリップ離したらだめ」(第5回)。第9回でも「左手離して→いや、これ持っておく。離さない」と同じ指摘。
- 形だけの反復。毎回力を入れて極めまで行う(第8回)。
- 目をつぶる(第5回)。
- 「頭では分かっても身体が分からない」段階なので反復が必要(第5回)。
インストラクターの言葉
---
「相手嫌がってきた。手を出してきた。はい、腕十字」(第5回)
「まだ離したらだめ。グリップ離したらだめ」(第5回)
「真っ直ぐの方が腹筋が入った方がもっと楽です。斜めに入れたらしんどいです」(第8回)
「引いてから引く。全部引く。実際だと相手嫌がるんですよ」(第8回)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
三角絞め
両脚で相手の首と片腕を挟んで絞める技。相手が「押してきた」ときの選択肢で、押す力を利用して入る。
手順(完全版)
- 相手が腕を引いて(姿勢を起こして)腕十字が取れないとき、逆に相手に押させる。押してきた力を利用して三角に入る(第5回)。
- 十字絞め・十字系の攻撃が入らなかったら、粘らずに三角絞めへ切り替える(第7回・第9回)。
- 後ろに通した足を自分の手で持って相手の頭を下げる(第5回、共通原理)。
- 膝裏に足の甲をかけて脚を固定する(第8回)。
- 相手が上がってこようとするので、膝(脚)でしっかり押さえながらコントロールする(第5回)。
- 一回一回、形を保ったまま極める(第8回)。
コツ・原理
- 力の方向での使い分け: 引く相手=腕十字が取れない、押す相手=三角(第5回)。この判断は第8回の山張り戦術でも「相手が押してくるなら三角」として再確認された。
- 三角の脅威があると「腕十字も(相手は)許されない」— 三角を見せることで他の技が通る(第8回、崩れのため要旨・推定)。
- 左右両側で練習する。逆側は「違和感しかない」のが普通で、違和感があったら得意側に戻り「なんでできたんやろう」と思いながらやる(第7回)。
- 三角絞めの足を自分の手で保持して「ぶら下がる」と、力を使わずキープできる(第9回、脱力ドリルとして・推定)。
よくある間違い・注意
- 押してくる相手を待たずに無理に入ろうとする(力の方向を利用しない)。
- 逆側練習で違和感を無視して続ける。違和感はエラー検知に使い、できる側に戻って感覚を確かめてから再挑戦する(第7回)。
インストラクターの言葉
---
「じゃあ押して」「そうしたら三角打ち」(第5回)
「違和感があったら戻る。できるほうをもう一回やってみて。なんでできたんやろうと思いながらやる」(第7回)
「膝裏に足の甲ですね」(第8回)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
十字絞め(クロスカラーチョーク)
相手の襟に両手を交差して差し込み、脇を締めて絞める技。クローズドガードからの攻撃システムのハブ(すべてここから始める)。
手順(完全版)
- 相手の襟に手を滑り込ませる。差し込む角度を意識する(「真っ直ぐやれ」と一般に言われるが、実際は角度をつけないと入らない)(第5回・推定)。
- グリップはできるだけ奥へ。「背中をバーンと叩く」くらい深く差す(第5回・推定)。浅ければ握り直す。「肉ごと握る」=襟と一緒に深く掴む(第8回)。
- 握ったらまず「握って、ストップ」。無理に締めず、まず握ることを頑張る。握れないまま締めても何も起きない(第9回)。
- 交差した手の上下関係を正しく(「上上上上、下じゃない」— どちらの手が上かの矯正と推定、第7回)。
- 脇を締め、腹筋を使って引きつけて絞める(第5回)。
- かけ方: 最初は相手が回るまで引いて、そこから開いていく。全身を使って「パーンと」極める(第7回)。
- 形(肩の位置)が完璧でも、力(体重)を乗せなければ極まらない。体重を乗せる(第8回)。
- タップまで絞めを緩めない。ずっと絞め続ける(第8回)。
コツ・原理
- 角度が命。角度が悪い位置から無理に絞めず、まず角度を作り直す(第5回・第7回)。本来は正面からでも極められるべきだが、今は角度をつけて確実に(第7回)。
- 深く握れていれば「形が悪くても掛かる」(第5回)。
- 絞めで硬直するとき「腹筋と首の力だけ」になりがち。体を伸ばす動きも混ぜ、腹筋の緩め/締めも使い、全体を使う(第7回)。「締めて引くときに全身に力を入れて」(第7回)。
- 決まる感覚は「ビシャっと首に当たる」感触(第7回)。
- 十字絞めだけは左右練習が不要。道着の襟の重なり構造上、片側(自分から見て右側)だけで覚えればよい。逆側で絞めることは世界チャンピオンでもできない(第7回、要旨・推定)。腕十字・三角は左右練習する。
よくある間違い・注意
- 角度が悪いまま力で絞めようとする(第5回・第7回で繰り返し矯正)。
- グリップが浅いまま絞める(第8回)。
- 引かずに形だけ作る。「肩完璧やのに、そこで力乗っけないと」(第8回)。
- タップ前に緩める(第8回)。
- 相手の頭が上がってきたらしっかり締め直し、足と足をロックして丸まる(第6回スパー時の仕上げ指導)。
インストラクターの言葉
---
「もっと奥」「ここで背中をバーンと叩く」(第5回)
「腹筋使って、もっと奥」(第5回)
「今ぐらいのこと、ずっと。タップする前に、ずっと閉め続ける」(第8回)
「殺すつもりで」(第8回・絞めは遠慮しないという指導表現)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
ヒップバンプスイープ
相手が後ろに体重を残して距離を取ったとき、クローズドガードを解除して起き上がり、腰をぶつけて相手を横に倒すスイープ(返し技)。
手順(完全版)
- クローズドガードで引っ張り、相手が嫌がって後ろに体重をかけた(のけぞった)瞬間が起点(第5回・第6回)。頭を下げさせる3技(腕十字・三角・十字絞め)が距離的に届かない状況の答え。
- 両足のロックを一旦解除する(第5回・第6回)。
- 片手を一発マットに置いて(ポストして)起き上がる(第6回)。
- 足で回って角度を作る。足で動かないと正しい角度に入れない(第6回)。
- 起き上がりながら相手の脇のあたりに手を通す(第5回)。
- 背中を高く伸ばして相手に被せ、脇を締める(第6回)。
- 腰をぶつけて(「腰、バーン」「ドン」)横に倒す(第5回・第6回)。
- 左右どちらにもできるように練習する(第6回・第8回)。
コツ・原理
- 引っ張って相手が後ろに嫌がった(のけぞった)ときこそこの技。「あれで引っ張って相手の後ろを嫌がったらどうします? ヒップスローでいいでしょ」(第5回)。
- この技ができると「ここからの攻撃も強くなる」。相手が後ろに逃げると十字絞めも腕十字もできないため、後ろ逃げを咎める技として攻撃全体を支える(第6回)。
- リラックスして行う(第6回)。
- つま先立ちしない・腰を伸ばす姿勢(第5回)。
- 「フィジカルがいらない」技の代表例として紹介された(第5回、発言崩れのため要旨・推定)。
よくある間違い・注意
- 足で回らず角度が浅いまま腰を当てる(第6回で「角度が違う。こっち来てから、こっちです」と矯正)。
- 力み。何度も「リラックス」と注意される(第6回)。
- 一度できた技を放置して感覚を失う。「この前できたことができなくなるのは一番もったいない」(第6回・要旨)。
インストラクターの言葉
---
「あれで引っ張って相手の後ろを嫌がったらどうします? ヒップスローでいいでしょ」(第5回)
「腰、バーン」(第6回)
「離してドン!」(第6回)
「上ね、背中高く」(第6回)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
サイドエスケープ(ブリッジ→エビ→ガード回復)
サイドコントロールで抑え込まれた状態から、ブリッジとエビでスペースを作り、足を効かせてクローズドガードに戻す脱出技術。
手順(完全版)
補助ムーブ(第8回冒頭で確認・推定): 腰を上げた状態から下にドンと落とし、左肩をつけて肩ブリッジ→すぐ反対側へ、続けてエビ。肩ブリッジは両側できるように。エビの方向は相手の体勢に合わせて選ぶ。※この区間は直前の練習者への指導の可能性が残る(第8回・確信度メモ参照)。
- サイドで抑え込まれた状態から、ブリッジして足を上げる(第7回)。
- エビ(ヒップエスケープ)で腰を引き、相手との間にスペースを作る(第7回)。
- 相手を抱きしめる/フレームを作り、ブリッジで崩す(第7回)。
- 足を交差・回してクローズドガードに戻す。「クロスは足」=足でロックする(第7回)。
- ガードに戻したらそのまま腕十字へ連携する(第7回)。
コツ・原理
- 息を止めない。緊張で勝手に息が止まる。息を吸いながら動く。「息を止めて力を使う」のではなく「息をしながら」(第7回)。呼吸の指摘は第8回スパーでも「思考が止まるのは息を止めているから」と繰り返された。
- 腕全体で握り込む(ハンドルを縛る)のではなく、必要な箇所だけ握る(第7回、ノイズあり・要旨)。
- エビは角度を作り直す基本ムーブとして、腕十字の途中の作り直しにも使う(第9回)。
- 肩ブリッジは相手が驚くほど効く(第8回・生徒の感想より)。
よくある間違い・注意
- 息を止めて力む(第7回で最重要の指摘)。
- ブリッジ・エビ・ガード回復を別々の動きにせず、連動でつなげる(第9回の「パンパンパン」とつなげる原則が該当)。
インストラクターの言葉
---
「緊張で勝手に息止めてる。息を吸いながら」(第7回)
「クロスガード、クロスは足」(第7回)
「肩ブリッジは両方」(第8回)
▶ この技を動画で確認するYouTube検索
抱きしめてブリッジで返すリバーサル
覆いかぶさってきた相手を抱きしめ、ブリッジと体の滑らせで返す動き(第6回。開始体勢がマウント下かクローズドガード内かは発話から確定できず・推定)。
手順(完全版)
- 下になり、前に倒れ込んで覆いかぶさってきた相手を抱きしめる(第6回)。
- ブリッジは返したい側から行う(第6回)。
- 相手を強く抱きしめ、自分の胸に相手の体重を乗せてから、力を相手の肩方向へ持っていき、体を滑らせて返す(第6回)。
- 浮いた相手の肩を抱きしめてそちらへ返す(第6回)。
- 動きは腹筋で「振り子」にして作る(第6回)。
コツ・原理
- 体がベタッとマットに着いていると動けない。角度をつける(第6回)。
- 丸まる(体を丸める)ことから動きを作る(第6回)。
- リラックス。力の入れすぎを何度も注意される(第6回)。
よくある間違い・注意
- ブリッジの方向を間違えると返せない(第6回でやり直し)。
- 力み過ぎ(第6回)。
インストラクターの言葉
---
「腹筋で振り子にするんですよ」(第6回)
「ベタッてついてたら動かない。こっちに角度ついてるから」(第6回)
考え方
技そのものではなく、技を支える「引く力」「無駄な力を抜く身体操作」「読み合いの戦術」「左右練習と違和感を使う習得法」のまとめ。
手順(完全版)
A. プル力強化(第5回・第6回・第7回)
B. 省エネの身体操作(第9回)
C. 戦術「山を張る」(第8回)
D. 習得法(第7回・第9回)
- 両手で襟を引く。腕先だけでなく脇を締め、広背筋を使って引く(第5回)。
- ロープ登り式ドリル: クローズドガードから左右の腕で交互に引き続け、引きに合わせて腹筋でバウンドして「登っていく」(第6回)。
- 広背筋ねじりドリル: ブリッジ姿勢のまま広背筋を使ってねじる。「腕でやらずに背中でやる」「体幹で回して肘が背中に行く」(第7回)。
- 補助として、指先を強く握りながら全身運動をすると体幹への効果が高い、というインストラクターの持論あり(第5回・雑談寄り)。
- 押す動作は「ワンアクションで押すだけ」。事前にモゾモゾ動かない。
- 肩をすくめず、前腕でまず自分の体をコントロールする。
- 相手の腰に膝を立て、足を蹴るだけで体を動かす(ガードでの腰切り・角度作りと推定)。
- 動きは連動で「パンパンパン」とつなげる。
- 力を抜いて速く軽くできれば、同じ動きを10回でも簡単に反復できる。
- 回転系の動きでは背中の摩擦を意識する(摩擦が多いと頭がズレる)。後転系は体を丸める。
- 判断を単純化する: 引けたら上(スイープ)、引けなければ相手の出方は2択しかない。
- 相手が押してくるなら得意の三角。
- 全力を一点に賭ける: 丸まって耐えながら「どこで押そう」とタイミングだけを見て、そのチャンスに全力をかける。
- 相手の動きがループしている(同じ動きを繰り返している)なら、それを予測して山を張る。
- 読みがバレたら次の網を張る(バレた先の反応に腕十字を用意する等)。
- 用語整理: その場の一手=戦術、長い戦い全体の設計=戦略。同じ山張りだけでは長い戦いでは強くない。
- 片側ができて意識しなくてもできるようになったら逆側をやる。頭の中に映像(記憶)が残る(第7回)。
- 得意側=「頭の覚え方」、逆側=「身体の覚え方」(第7回)。
- 違和感をエラー検知(品質センサー)に使う: 想定内の違和感なら続行、それ以外の違和感なら持ち方が間違っている。エラーが出たらできる形に戻る(第7回)。
- 自分の動きの「ログ」を取る: ログが取れていないとエラーが分からない。まずログを取る(第7回、「6に取れてない」→「ログ」と推定)。
- 失敗したら「どこで詰まったか」を特定し、一旦目視して自分の動きを確認し、エラーを一つずつ処理する(第9回)。
- 頭で考えながら動くと非常に遅くなり、体力消耗でさらに遅くなる。だから反復で自動化する(第8回)。
- 呼吸を止めない。息を止めると思考が止まる(第7回・第8回)。
コツ・原理
- 引きの主動筋は広背筋。腕でやらない(第5回〜第7回で一貫)。
- 「一個一個無駄な力が多いから、もっと省エネで」。昔なら1000回反復で覚えさせたが、省エネで1個ずつ正確にやる方が効率的(第9回)。
- 一発目に必ず力む癖は「ロスが多すぎる」(第9回)。
- コントロール状態(相手の頭を上げさせない状態)=休憩ポイントで呼吸を整える(第9回)。
よくある間違い・注意
- 息を止めて力を出そうとする(第7回・第8回で繰り返し指摘。最頻出の注意)。
- 力んだままの反復(第6回・第9回)。
- 頭で考えたまま動こうとしてスピードが落ちる(第8回)。
- 違和感を無視して逆側練習を押し切る(第7回)。
インストラクターの言葉
---
「頭で考えるということをしながら動かそうとするとめっちゃ遅くなる」(第8回)
「相手の動きがループしてるのであれば、それを予測して(山を張る)」(第8回)
「一個一個無駄な力が多いから、もっと省エネで」(第9回)
「今のは頭の覚え方ね。そしたら逆やる、身体の覚え方」(第7回)