用語集
レッスンに登場した専門用語 66 語。一般的な意味に加えて、この道場での呼び方・使われ方(線の付いた行)を併記。
ポジション
下になった側が両足を相手の腰の後ろで組んでロックするガード。下からでも十分に攻撃できる、柔術の出発点となるポジション。


相手の片足だけを自分の両足で絡んだ状態。足2本で抱えるクローズドに対し1本なので「ハーフ」。現代柔術では強力な攻撃の起点。


相手の胴体に馬乗りになるポジション。攻撃は自由、相手は防戦一方になる最有利ポジションのひとつ。ただし焦ると返されやすい。


相手の横から胸を合わせて抑え込むポジション。柔道の横四方固めに相当。


相手の背後に付き、両足のフックで密着したポジション。相手はこちらが見えないため最も攻撃有利。


クローズドガードの足の位置を相手の腰でなく背中の高い位置(肩甲骨寄り)に上げた形。相手の姿勢を強く崩せる。

マウントの足を「S」の字に組み替えた形。相手の腕を隔離でき、腕十字への入り口になる。

サブミッション
相手の伸ばした腕を両脚で挟み、腰を支点に肘を反らせて極める代表的な関節技。


両脚で相手の首と片腕を三角形に挟み、相手自身の肩で頸動脈を圧迫する絞め技。


両手を交差して相手の襟を深く握り、手首を返して絞める道着ならではの絞め技。

相手の腕を「4の字」に組んでマットに押さえ、肩関節を極める技。主にマウントやサイドから。


相手の手首を掴み「4の字」で肩を極める関節技。柔道家・木村政彦の名に由来する世界共通の呼称。


バックから腕を相手の首に巻き付けて絞める、道着に依存しない絞め技。


背後から相手の襟を深く持ち、反対側の襟を下に引いて、手首を返して絞める絞め技。道着を使う柔術の代表的な絞め。
襟と相手の足(ズボン)を持ち、弓を引くように体を横に伸ばして絞める絞め技。柔術でも特に強い絞めの一つ。
バックで襟を持ったまま、体を横に開いた形。襟絞めとボウアンドアローの間の中継点。
スイープ・テイクダウン
下のポジションから相手をひっくり返して自分が上を取ること。ポイント制の試合では2点。


クローズドガードから起き上がり、腰を相手にぶつけて横に倒すスイープ。

ハーフガードから相手の下に潜り込んでテコで返すスイープ。

体を車輪のように回して相手を返すスイープ。

相手の背後のポジションを取ること。


相手の両足を抱えて倒すテイクダウン。レスリング由来。


トップの技術
太ももの付け根。バックのフックは、かかとをここに掛ける。太ももや膝に掛けると外されやすい。
相手のガードのロックを解除する(開かせる)こと。パスガードの前段階。

相手の脇の下のくぼみに拳を差し込んで上半身を制する、この道場のブレイク2の起点動作。
骨盤の左右に張り出た骨。ここを掴む・押さえることで相手の腰の動きとアンダーフックを封じる。
道着の襟の下側の部分。掴んで引き出すことで相手の動き(潜り)を封じる道具になる。
相手の首の下に腕を通して肩を掴み、顔の向きをコントロールする抑え。顔が向けない方向には体も動けない。

基本ムーブ・身体操作
バックで絞めが来たとき、両手で首(絞めている腕や襟)を守って息の通り道を残すこと。バックを取られたときに最初にする動き。
バックを取られたとき、背中の相手をバランスボールに見立てて、首と肩でもたれたまま横に歩き、転がるように回って逃げる考え方。準備運動のボールのドリルがそのまま部品になっている。
横向きで足を蹴って腰を後ろに引き、相手との間にスペースを作る最重要基本ムーブ。

仰向けから腰を高く突き上げる基礎運動。相手を浮かせる・返す力の源。

片膝立ちから膝の向きを素早く切り替えてベース(土台)を保つ基礎動作。
肘から先の骨格を使って相手との間に作る「つっかえ棒」。筋力でなく骨で距離を保つ防御構造。

腹筋で体を振り子のように振って勢いを作る身体操作。
座った状態で腰の向きを素早く切り替える動作・補強運動。
サイドコントロールで「腰切り下→胸を合わせる→腰切り上→胸を合わせる」を8の字に回し続けるドリル。上の人にできる2つの動きを、止まらず・力まず回す練習。
相手の肘を両手で握って引き、肘を当ててテンションをかけてから膝を持ってきて入れ替える補強運動。サイドエスケープの「フレーム→膝入れ」の部品。
ガードブレイクなどで踵を浮かせ、可動性と体重コントロールを得る足の使い方。
組み手・グリップ
相手の脇の下に自分の腕を差し込む組み手。差した側が攻撃の主導権を握りやすい。

両腕とも相手の下(脇や足の下)に通した組み手。
バックコントロールで、両足のかかとを相手の足の付け根(ソケイ部)に掛けて密着させるコントロール。足首同士は組まない。
手のひらでなく拳(ナックル)で押すこと。接地面が小さいぶん力が一点に伝わる。
相手にダブルアンダー等を許して斜めに抱えられた、許してはいけない形。
道場の言葉・コンセプト
曲げる筋肉と伸ばす筋肉に同時に力が入り、関節が固まること。覚えたての動きや、怖い場面で強くなり、体が震える(プルプル)。練習で下がっていく。
サイドで相手の手首が取れないとき、自分の襟を取って胸を合わせ、反対の手に襟を渡して作る「輪」。相手の腕を閉じ込め、ショルダーロック→腕十字へ進むための中間目標。
無駄な力を抜き、動作を最小限にすること。力むと消耗して動きも遅れる。
ひとつの動作を分割せず一息で行うこと。分割すると相手に対応の時間を与える。
相手の反復パターン(ループ)を予測して、一点に全力を賭ける読みの戦術。
その場の一手=戦術、試合(スパー)全体の設計=戦略、という区別。
相手の反応に応じて同じ連続攻撃に何度でも戻る循環システム。単発の技でなく「輪」で攻める。
技がなぜ効くのかという原理・力の道筋。手順の暗記でなく理合いで覚えると応用が利く。
ガードブレイクを説明する道場独自の幾何モデル。内側の長方形(自分の体)を回して外枠(相手のガード)を壊す。
腕十字は相手の腕に対して自分の体を90度にすると最も力が伝わる、という原理。
エスケープ時に顔と体を「時計のある側」=逃げる方向に向けるこの道場独自の合図。マウント方向を向くと押さえ込まれる。
得意な側でできた感覚を、逆側にそのまま写し取る練習法。
技の入りを繰り返す反復練習。柔道由来の言葉。
「全員が必ず持っておくべき基本技」の比喩。
柔術の帯に巻かれる昇級の印(白テープ)。同じ帯の中での進級段階を表す。
達成できる小さい目標を刻むと、達成のたびにドーパミンが出て習得が速くなる、という練習理論。





